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直島② ベネッセハウスミュージアムで「現代アートとは何か?」を考える

(読了時間約3分)

直島唯一のホテルであるベネッセハウスは、ミュージアムでもあります。

 

目次 

 

カラフルな屋外展示

ビーチ棟の前に、現代アート作品が並びます。カラフルな猫や象は、ニキ・ド・サン・ファールの作品。「ナナ」シリーズで有名な彼女の作品は、箱根彫刻の森美術館でも見ることができます。

 

ベネッセハウスでの宿泊についてはこちら。

www.watano.info

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直島へのアクセスについてはこちら。

www.watano.info

 

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ベネッセハウス パーク棟と現代アート作品

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ニキ・ド・サン・ファール「腰掛」

 

ベネッセハウスミュージアムはどこにある?

そのビーチから西側を眺めると、奥にビーチ棟、高台にベネッセハウスミュージアムとオーバル棟の建物が見えます。高台を越えると、李禹煥美術館と地中美術館へ。高台下のビーチにも複数の作品が設置されていますが、各アーティストが自ら選んだ場所だそうです。

 

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高台にベネッセハウスミュージアムとオーバル棟

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赤丸左からオーバル、ビーチ、パーク棟 黄線は美術館 緑矢印は桟橋

 

また、高台の下から延びる桟橋は、ベネッセハウス専用。ここから周辺の島々へ、船をチャーターして行くこともできます。

 

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専用桟橋

 

ベネッセハウスミュージアムの入館料や施設は?

屋外作品はすべてベネッセハウスミュージアムの展示。美術館の建物は安藤忠雄設計で、1992年に開館しました。すでにご紹介した通り、館内にはホテルのミュージアム棟と日本料理レストラン「一扇」があり、専用のケーブルカーでさらに上にあるオーバル棟につながっています。もちろん、カフェとショップもあります。

 

入館料は1,030円。ベネッセハウスの宿泊者は無料。直島の他の美術館が月曜休館で夕方までのところ、ベネッセハウスミュージアムは年中無休で21時まで開いているため、宿泊すれば丸一日アート鑑賞できます!毎日夕方から、ホテルスタッフによるギャラリーツアーも。一部の屋外作品は夜間ライトアップされます。

 

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ベネッセハウスミュージアムのパンフレット

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ジョージ・リッキー 「三枚の正方形」 夜と昼

 

ベネッセハウスミュージアムではどんな作品が見られる?

地下1階から地上2階にかけて、絵画、彫刻、写真、インスタレーションなどの現代アート作品が展示されています。大竹伸郎、国吉康雄、リチャード・ロング、ジョナサン・ボロフスキー、ブルース・ナウマン、パーク棟地階にも作品がある杉本博司など、国内外アーティストの数々の作品。

 

現代アートの場合、一見がらくた(?)を並べてあるだけだったり、子供でも描けそうな(?)超シンプルな絵だったり、理解が難しい作品もあります(笑)そこにどんなメッセージが込められているのか、想像するのも面白いです。

 

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ベネッセハウスミュージアム エントランスから瀬戸内海

 

そもそも現代アートって何?

明確な定義があるわけではないですが、文字通り新しいアート。前衛的、個性的、シュルレアリスム、抽象的、アヴァンギャルド。既存の芸術の概念にとらわれることなく自由に表現されたアート。自由なアートなので、自由に解釈すればいいのかもしれません。

 

以前、お母様が現代アーティストで、アートに囲まれて育ったというお客様が、「現代アートとは、アート(芸術)とは何かを考えること。」とおっしゃっていました。

 

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ベネッセハウスミュージアムのパンフレット 館内撮影禁止

 

私が好きな作品

ベネッセハウスミュージアムで私が好きなのは、柳幸典の「バンザイ・コーナー」。扇状に幾重にも並んだ赤と白のウルトラマンの小さな人形が、両手を挙げて万歳をしている姿に思わず笑ってしまいます。しかしそこには、個性のない日本人など考えさせられるテーマが隠れていたりします。

 

また、なめらかな曲線が特徴的な彫刻家・安田侃(かん)の「天秘」では、大理石の作品の上に座ったり寝転がったりして天を仰ぐことができます。なかなかできない体験ですね!

 

直島のシンボルとは? 

ところで、パーク棟前のビーチにも桟橋のようなものがあります。

 

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パーク棟前のビーチ

 

その先端に、大きな黄色いかぼちゃ。直島のシンボル的存在。カーフェリーで到着した宮浦港には、赤かぼちゃがありました。

 

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夕日に映える黄かぼちゃ

 

次回は、日本を代表する現代アーティスト・草間彌生のかぼちゃ。