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直島① 現代アートのメッカ直島は瀬戸内トリエンナーレ(国際芸術祭)のメイン会場 アクセスは?

(読了時間約4分)

瀬戸内海に浮かぶ直島(なおしま)は、2010年に始まり3年毎に開催される現代アートの国際芸術祭「瀬戸内トリエンナーレ(瀬戸内国際芸術祭)」のメイン会場です。トリエンナーレとはイタリア語で「3年に一度」という意味。4回目の2019年は、4月26日から11月4日の間に、春の31日間、夏と秋の38日間ずつと、3期に分けて開催されます。

 

直島、豊島、犬島、小豆島など瀬戸内海の島々を舞台に現代アート作品が屋内外に展示され、イベントなども開催されます。一部の作品は、芸術祭後も常設展示されています。

 

芸術祭のテーマは「海の復権」。瀬戸内の島々に活力を取り戻し、「希望の海」となることを目指しているそうです。

 

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直島のシンボル的存在 草間彌生の黄かぼちゃ

 

直島は、香川県香川郡直島町にある直島諸島の1つ。岡山県の宇野港から直島の宮浦港までフェリーで約20分(片道290円)、四国・香川県の高松港からは約50分(片道520円)です。

 

宇野港へは、JR東海道・山陽・九州新幹線の岡山駅からJR宇野線で終点の宇野駅まで約50分(580円)、駅から徒歩で約10分。車は岡山ICより約1時間です。

 

カーフェリーになりますが、主なアートエリアは徒歩移動になり、駐車場も限られていますので、島内どこでも車で行けるわけではありません。島内にあるタクシーは1台だけです。また、フェリーの予約はできません。芸術祭期間など繁忙期は混雑で希望の時間に乗れない場合もありますので、余裕のある計画を立てましょう。

 

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宇野港 直島行カーフェリー乗場

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宇野港 カーフェリー出航

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カーフェリー内 広々として清潔 自販機も

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風が気持ちいいデッキ

 

四国の高松港から行った時は、讃岐うどんを食べてから乗船しました。周囲16km、人口約3,000人の島内では、食事場所も限られています。コンビニは1件しかありません(宮浦港から徒歩約4分)。

 

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高松港には大巻伸嗣のアート作品 高さ8mの柱(隣にもう1本あります)

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宮浦港に到着したカーフェリーと夕日 左に草間彌生の赤かぼちゃ

 

決して便利とは言えませんが、のんびりとした美しい島。そんな直島が現代アートのメッカになったのは最近のことです。もともとは、農業も漁業も零細な、どこにでもあるような過疎の島でした。しかし、大正時代に誘致した銅精錬所で自然破壊が進み、90年代には隣の豊島に不法投棄された産業廃棄物を処理する施設が建設されました。

 

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フェリーから見た直島 島北部に産廃処理施設

 

産廃のイメージを払拭するため、力を入れたのが観光。福武書店(現ベネッセコーポレーション)が土地を購入し、建築家・安藤忠雄の設計で、2010年までに、キャンプ場、美術館、ホテルなどが建てられました。

 

島内のアートエリアは3つです。宮浦港がある宮ノ浦エリア、本村エリア、島の南部に位置するベネッセハウスエリア。本村エリアには、安藤忠雄のANDO MUSEUMと、古い家屋を改修したアート「家プロジェクト」。ベネッセハウスエリアには、島唯一のホテルであるベネッセハウス、ベネッセハウスミュージアム、地中美術館、李禹煥美術館があります。(民宿など簡易宿泊施設は複数あります。)これら全部を見る場合、少なくとも2日間必要でしょう。

 

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本村エリアの家プロジェクト 味のある暖簾

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ベネッセハウスエリアにはビーチと屋外作品

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ベネッセハウスエリアを徒歩で鑑賞 かなり歩きます

 

島内の交通について。宮浦港から本村エリア経由で、ベネッセハウスエリアの手前(終点・つつじ荘)まで町営バスが走っています。運賃100円。

 

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本村地区を走る直島町営バス

 

ベネッセハウスエリア内には無料シャトルバスがありますが、屋外作品が多く点在しているため、徒歩移動が多くなるでしょう。自家用車や自転車は、ベネッセハウス宿泊者以外、乗り入れ禁止です。宿泊者には、宮浦港から専用バスが出ています。レンタサイクルもありますが、坂が多いのが難点。夏の炎天下は辛いです。

 

実際は、宿泊施設が限られ、芸術祭期間中などの繁忙期は料金も上がるため、島内でなかなか宿泊できないかもしれません。が、宿泊すると朝日や夕日に染まる瀬戸内海の美しい景色も見ることができます。

 

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ベネッセアートサイトの美しい夕日

 

次回は、ベネッセハウスのご紹介。私のお気に入りのホテルです。

 

瀬戸内トリエンナーレ公式HP

瀬戸内国際芸術祭2019